不動産の売却は仲介と買取のどちらがお得?流山市で不動産売却を成功させるコツを不動産売却のプロが徹底解説
千葉県流山市は、県内で2番目に人口増加率が高く前年比109%と驚きの数値を誇っており、増加人口は3,889人で県内1位となっています。
出典:流山市ホームページ 流山市の常住人口より
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/information/1008422/1008423/1008457.html
人口増加に伴い、令和3年度に新築された流山市の住宅戸数はなんと2,253戸にのぼります。令和2年度の新築住宅戸数が1,806戸ですから、増加率は124.8%となり、不動産の需要と供給が高まっていることがよくわかります。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kenchiku/press/2021/documents/siryou3-2021-year.pdf
そんな不動産ニーズの高い流山市での不動産売却、失敗はしたくないですよね。
そこで今回は売却の方法としてよく言われている、仲介と買取について解説いたします。
目次
不動産売却の方法について
不動産を売却するとき、2つの方法が考えられます。
「仲介」と「買取」の2種類について、まずはこの違いをしっかりと抑える必要があります。
不動産売却の方法① 仲介
1つ目は、不動産会社に不動産売却を依頼し、買ってくれる人を見つけることです。
不動産会社に売却を依頼すると、不動産会社が売却したい不動産を広告してくれます。
そして、その広告を見て「買いたい」という人を募り、売りたい人と買いたい人をマッチングしてくれるのです。
不動産を売りたい人と買いたい人をマッチングさせることを、「仲介」と呼びます。
なお、不動産の売却を不動産会社に依頼するときには、売りたい人と不動産会社の間で「この不動産を買いたい人を見つけてください」という契約を締結する必要があります。
この契約のことを「媒介契約」と呼びます。
媒介契約にも様々な種類があります。詳しくはこちらのコラムをご参照ください。
https://meisa-estate.com/information/selling-real-estate-contracts/
不動産売却の方法② 買取
2つ目が、不動産会社に売りたい不動産を買ってもらう方法です。 不動産会社が直接「買いたい人」になる点が仲介との違いになります。
不動産売却における仲介と買取のメリット
不動産を売却しようとするとき、仲介と買取を選択する判断材料として、各々のメリットとデメリットをご説明いたします。
仲介のメリット
まずは仲介のメリットを確認していきましょう。
仲介のメリット① 高額で売却することができる可能性
不動産を売却するとき、仲介は広く買いたい人を募集します。
そのため、仲介と買取を比較したとき、仲介の方が売却価格は高くなること場合が多いことがメリットといえるでしょう。
仲介のメリット② 買ってくれる人を選ぶことができる
今まで住んでいた不動産を売却するのは少し寂しいものです。
長くご近所付き合いしていた人たちとの別れもその寂しさの一端ではないでしょうか。
もし、自分の不動産を買ってくれた人の素行が悪く、ご近所の方々にご迷惑をかけることになったらどうしよう、と不安に思うことも不自然なことではありません。
しかし、仲介であれば誰に売るかを自分で決めることができます。
どのような人に不動産を売却するかを選択できることは、仲介のメリットといえるでしょう。
仲介のデメリット
物事には良い面があれば、悪い一面も存在しています。
仲介のデメリットについても確認しましょう。
仲介のデメリット① 現金化に時間がかかる
仲介であれば広告を出し、不動産購入を検討する方をご案内し、資金計画を実現性の高いものにし、不動産を購入する意思表示をするに至ります。
そのため、不動産を現金化するのに非常に時間がかかることが挙げられます。
非常に人気がある物件だったとしても、早くても1ヶ月以上はかかるでしょう。
早期の現金化を希望する方には、仲介という売却方法は向かないかもしれません。
仲介のデメリット② 売却活動が知れ渡ってしまう
仲介のデメリット③ 売却後も保証リスク(契約不適合責任)を負う
居住するために購入した不動産で雨漏りがあった場合などは、購入した人が事前にそれを了承していたときや、雨漏りすることが明らかでないときを除いて、売却した人が補修などの対応をする必要があります。
このように、購入した人の目的に沿った利用ができなかったとき、売却した人が補完する責任を、契約不適合責任といいます。
仲介の場合は、売却してからも契約不適合責任を一定期間負うことが一般的です。
不動産の売却以降、リスクを背負いたくないとお考えの方には仲介はあまりおススメできません。
契約不適合責任ついては、こちらのコラムでも詳しく説明しています。合わせてお読みください。
https://meisa-estate.com/information/liability-disclaimer/
買取のメリット
仲介と同様に、買取にも様々なメリットが存在しています。
一つずつ確認していきましょう。
買取のメリット① すぐに現金化できる
仲介とは異なり、買取は不動産業者が購入してくれるものです。
つまり、広告活動や資金計画が不要ですので、すぐに不動産を現金化することができます。
買取のメリット② 契約不適合責任を負わなくて良い
不動産業者が買取を行うとき、多くの場合は契約不適合責任が免責されます。
つまり、不動産業者に買い取ってもらうことができれば、あとあと雨漏りがあったり設備の劣化が判明しても、補修を求められたりすることはありません。
買取のメリット③ 誰にも知られることなく売却できる
買取では広告活動を行う必要がありません。
つまり、ご近所の目を気にすることなく水面下で売却することが可能です。
買取のメリット④ 仲介手数料がかからない
不動産売買において、仲介手数料は意外と高額になりがちなもの。
仲介手数料は宅建業法で報酬額が定められており、400万円を超える不動産を売却もしくは購入するときは、不動産価格×3%+60,000円に消費税を乗じた額が上限になります。
3,000万円で不動産が売却できたとすると、仲介手数料は約105万円になります。
しかし、買取の場合は「仲介」という行為そのものが存在していませんので、仲介手数料がかかりません。
諸費用の支払いが軽減されることは、非常に嬉しいですね。
買取のデメリット
仲介と比べてメリットが多い買取ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
悪い部分もしっかりと確認しましょう。
買取のデメリット① 売却金額が安くなる
不動産業者が買取を行う目的は、自社でリフォームや解体を行い、不動産を再生させたうえで販売しようということに他なりません。
そのため、自社で行う工事費用などを勘案して購入することになりますので、売却金額が安く設定されることがデメリットであるといえます。
一般に市場で流通する金額の約80%を下回ることも珍しくありません。
買取のデメリット② 全ての不動産が買取できるわけではない
不動産は様々な法律によって規制が設けられています。
そのため、リフォームや解体によっても市場に流通させることが困難な不動産が存在していることも事実です。
そのような不動産では、不動産業者による買取が困難になることもあります。
仲介と買取 どっちがお得?
大きな悩みどころにはなりますが、これは不動産や売却したい方々の状況による、としか言いようがありません。
大切なことは、実績がある不動産業者に相談を行うことが重要です。
なお、明紗では流山市、市川市、柏市を中心とした不動産仲介や買取の実績事例の一部をホームページに公開させて頂いております。
さらに、不動産売却によって発生する不動産に関係する法律はもちろんのこと、それ以外の様々な法律にも精通している必要があります。
流山市を中心に、複雑な事情を有した不動産の売却や買取に実績が多数ある明紗に、ぜひお気軽にお問合せください。
1つ前のノウハウ
次のノウハウ
経験と信頼の不動産売却エージェント「明紗」
お客様の立場を最優先に、全力でサポートいたします。
不動産売買に関する疑問や不安、希望や要望、何でもお気軽にご相談ください。
流山市、柏市、市川市、松戸市、船橋市、そして東京23区での不動産売買に強い実績を持っています。
もちろん、これらのエリア以外でも、お客様の不動産に関するニーズに幅広く対応いたします。
どのエリアにおける不動産売買のご相談も、心よりお待ちしております。
NEW
-
2024.02.14
-
2024.01.04【2024年最新版】タイ...この記事は、このような悩みをお持ちの方におスス...
-
2023.11.08不動産屋の選び方|売...不動産の売買を検討したときに直面する問題の一つ...
-
2023.11.07不動産売却時の仲介手...「仲介手数料無料」というキャッチフレーズに引か...
-
2023.11.07不動産売却後の確定申...不動産の売却後、確定申告の必要性について詳しく...
-
2023.11.06相続した不動産の売却...不動産の相続は多くの人にとって一生に一度あるか...
-
2023.11.06不動産一括査定のデメ...不動産の一括査定サイトは、一見すると大変便利な...
-
2023.11.06囲い込み|仲介手数料...不動産売買の世界は、一見シンプルに見えても、多...