【不動産のプロが警告】不動産査定で高い査定額を提示された方へ|失敗しない適正価格の見極め方

query_builder 2022/11/17
不動産業界
不動産査定に注意 - 高い査定価格に飛びつくと売却が失敗する理由を解説

🏠 「査定額が思っていた以上に高くて嬉しいんだけど...本当にこの価格で売れるのかな?」

不動産売却を検討する際、このような不安を感じたことはありませんか?

その違和感は非常に重要なサインです。

不動産業界で20年以上の経験を持つ私が断言できるのは、「高すぎる査定価格は、実は売却失敗の第一歩」だということです。

本記事では、不動産査定価格の真実と、適正価格を見極めるためのポイントを、具体例を交えながら詳しく解説していきます。高額査定に惑わされず、スムーズな売却を実現するために、ぜひ最後までお読みください。

【このような方におすすめ】
✓ 不動産の売却を検討している
✓ 査定価格が予想より高くて不安
✓ 複数の不動産会社から異なる査定額を提示された
✓ 失敗しない不動産売却の方法を知りたい


不動産査定の現実

査定価格の「真実」を理解するために、まずは身近な例で考えてみましょう。

中古車買取との決定的な違い

中古車を売却する際、買取店は「必ず買い取る金額」を提示します。各社が真剣に査定し、責任を持って提示する「買取保証価格」だからこそ、安心して比較検討ができるのです。

しかし、不動産の査定ではまったく異なる状況が起こります。

不動産査定価格の本質

不動産会社が提示する査定価格の正体は、「このくらいの価格で売れる可能性がある」という予想価格に過ぎません。

法律(宅地建物取引業法)では、不動産会社に査定価格の根拠説明を義務付けていますが、実は以下のような操作が可能なのです。

✓ 都合の良い相場データだけを選んで提示
✓ 地域の将来性を過度に強調
✓ 特定の成約事例のみを参照

つまり、不動産の査定価格は、中古車の買取価格とは異なり、「確約された金額ではない」ということを理解する必要があります。

データで見る査定価格と成約価格の現実

実際に、ある首都圏のマンションでは、


- 最高査定額:3,800万円
- 最終成約価格:3,200万円


という事例がありました。約600万円もの差が生じたのです。

なぜ査定価格が高くなるのか

2

不動産会社が高額査定を出す本当の理由

なぜ多くの不動産会社が高めの査定価格を提示するのでしょうか?


その背景には、不動産会社の「戦略的な営業計画」が存在します。

【不動産会社の本音】
実は不動産会社の第一の目的は「正確な市場価格を伝えること」ではありません。
多くの場合、以下のような段階的な戦略を持っています。

STEP1:高めの査定価格を提示

STEP2:媒介契約の締結を急ぐ

STEP3:売り出し後、徐々に値下げを提案

STEP4:市場価格に近づける

よくある営業トーク

🗨️「他社より積極的に高値で売却します!」
🗨️「この地域は将来性があるので、高値で売れる可能性が十分あります」
🗨️「まずは高めの価格で様子を見てみましょう」

このような提案は、一見魅力的に聞こえます。しかし、実際には危険なサインかもしれません。

見出しのコピー

高額査定が引き起こす悪循環

高額査定で売り出した物件によく起こるのが、以下のような悪循環です。

1. 反響が少ない

2. 物件が市場に滞留

3. 価格下げ交渉の開始

4. 売主の焦りが増す

5. 結果的に市場価格以下での売却も

特に注意が必要なのは、物件の市場滞留日数が長くなると、「何か問題のある物件なのでは?」という不信感を買主に与えてしまう点です。

適正価格を見極めるポイント

適正価格を見極めるための3つの重要ポイント

不動産売却を成功させるためには、適正な査定価格を見極めることが重要です。


以下の3つのポイントを押さえることで、より確実な判断が可能になります。

1. 複数社の査定を比較する際の注意点
✓ 最低でも3社以上の査定を取得
✓ 最高値と最低値を除外して検討
✓ 地域密着型の不動産会社を含める
【重要】
単純な価格の比較だけでなく、各社の査定根拠の説明力や、提案内容の具体性にも注目しましょう。

2. 査定根拠の確認ポイント
以下の項目について、具体的な説明を求めましょう:
□ 周辺の取引事例(できるだけ新しいもの)
□ 同種・同規模の物件での実績
□ 想定している購入者層
□ 現在の市場動向分析
□ 物件の強みと弱み

3. 売却スケジュールの具体性
良質な査定では、以下のような具体的な提案が含まれているはずです。
- 売り出し価格の段階的な見直し時期
- 想定される売却期間
- マーケティング計画の詳細
- 内覧後の価格調整の可能性

注意点

要注意な不動産会社の特徴

以下のような対応は、要注意サインです。

⚠️ 根拠となるデータを具体的に示さない
⚠️ 「とりあえず高く売り出しましょう」という提案
⚠️ 売却期間の目安を明確に示さない
⚠️ 値下げの可能性について言及を避ける

まとめ

成功する不動産売却のための最終チェックリスト

ここまでご説明してきた内容を、実践的なチェックリストにまとめました。
売却をご検討の際は、以下の点を必ずご確認ください。

【売却成功のための7つのチェックポイント】
1. 査定価格の確認
□ 3社以上から査定を取得している
□ 査定額の根拠を具体的に確認している
□ 極端に高額な査定には警戒している

2. 不動産会社の選定
□ 地域での取引実績を確認している
□ 具体的なマーケティング計画を確認している
□ 担当者の説明が論理的で分かりやすい

3. 契約前の確認事項
□ 価格改定の条件が明確になっている
□ 想定売却期間が明示されている
□ 手数料体系が明確になっている

■ 最後に:適正価格での売却がベストな選択です

不動産売却は人生の大きな決断の一つです。高額査定に惑わされることなく、適正価格での売却を目指すことが、

結果的に:


✓ スムーズな売却につながる
✓ 心理的なストレスを軽減できる
✓ 最終的な手取り額を最大化できる

のです。

本記事の内容を参考に、慎重に不動産会社を選定し、適正価格での売却を実現していただければ幸いです。

【追伸】
不動産売却に関してご不安な点がございましたら、専門家への相談をお勧めします。客観的な意見を聞くことで、より良い判断ができるはずです。

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