不動産売却で失敗しない!優秀な不動産営業担当者の見極め方

query_builder 2023/11/08
不動産業界
不動産屋の選び方 - それはできる営業担当の選び方/できる営業担当像を考察

あなたの不動産売却の成否は、営業担当者次第で大きく変わる


不動産を売却しようと思い立ったとき、多くの方が「どの不動産会社に依頼するべきか」と悩みます。確かに会社選びは重要ですが、実は売却の成否を左右するのは、担当する営業マンの資質なのです。


なぜなら、不動産売却における重要な判断や交渉は、すべて担当者レベルで行われるからです。


例えば:
・適切な売出し価格の設定
・物件の魅力を最大限に引き出す提案
・購入希望者との価格交渉
・取引全体のスケジュール管理

これらはすべて、担当者の経験と能力に大きく依存します。実際、同じ会社でも担当者が変わることで売却価格が数百万円変わることも珍しくありません。


要注意!大手不動産会社=安心とは限らない
「大手の不動産会社なら安心」と考える方も多いでしょう。しかし、会社の規模や知名度は、必ずしも良質なサービスを保証するものではありません。

むしろ、大手企業では担当者の入れ替わりが多く、経験の浅い営業マンが配属されるケースも少なくないのです。
本記事では、20年以上の不動産売買経験から得た知見をもとに、優秀な営業担当者の見極め方をご紹介します。

この情報は、以下のような方に特に役立つはずです。

・初めて不動産を売却する方
・過去の売却で失敗した経験がある方
・現在の担当者の対応に不安を感じている方


不動産営業担当者の基本的な資質

優秀な営業担当者に必要不可欠な4つの能力

見出しのコピー (3)

不動産の売却は、人生における重要な資産の取引です。担当者選びは慎重に行う必要がありますが、どのような点に注目すべきでしょうか。


1. 市場知識と専門性
優秀な営業担当者は、以下のような専門知識を持ち合わせています。
・担当エリアの相場観を数字で説明できる
・近隣で実際に成約した事例を複数把握している
・最新の不動産市況や金利動向について説明できる
・物件の特性に応じた適切な販売戦略を提案できる

重要なのは、これらの情報を「具体的な数字」や「実例」を交えて説明できることです。曖昧な表現や感覚的な説明に終始する担当者は要注意です。


2. 誠実なコミュニケーション能力
良い営業担当者の特徴は、以下のようなコミュニケーションの取り方にあります。
・売主の要望や状況を丁寧にヒアリングする
・質問に対して明確な回答をする
・不利な情報もきちんと説明する
・専門用語を分かりやすく説明できる

特に重要なのは、「都合の悪い情報も隠さない」という姿勢です。売却におけるリスクや懸念点を率直に説明できる担当者は、信頼に値します。


3. 迅速・確実な対応力
取引を円滑に進めるために、以下のような対応力が求められます。
・連絡や返信が早い(原則24時間以内)
・約束した時間を厳守する
・報告・連絡・相談が適切なタイミングでできる
・トラブル発生時の対応が冷静かつ的確

特に売却活動の初期段階での対応は、その後の取引を占う重要な指標となります。


4. 分かりやすい説明力
複雑な不動産取引を理解しやすく説明できる能力も必須です。
・売却プロセスを図や表を使って説明できる
・法律や税金の仕組みをシンプルに解説できる
・質問の趣旨を正確に理解し、的確に回答できる
・必要な書類や手続きを整理して説明できる

これらの説明は、単なる知識の披露ではなく、売主の理解を深めることを目的としているべきです。

要注意!営業担当者の見かけの評価と実態のギャップ

見出しのコピー (4)

なぜ「会社評価の高い営業マン」が売主にとって良い選択とは限らないのか

不動産会社の営業担当者を選ぶとき、要注意なのが「会社での評価」と「売主にとっての価値」のギャップです。両者の利害が必ずしも一致しないためです。


会社が評価する「優秀な営業マン」の実態
不動産会社が営業マンを評価する主な基準は以下の通りです。
・成約件数の多さ
・契約までのスピード
・会社の利益率

しかし、これらの数字を追求するあまり、以下のような問題のある営業手法をとる担当者も存在します。


✖️ 安易な値下げ提案
・「相場より安く設定すれば早く売れます」
・「今のうちに売り出し価格を下げましょう」
・「この価格なら即決できる買付け者がいます」

✖️ 成約を急かす言動
・「この買い手を逃すと、しばらく話が来ないかもしれません」
・「市況が悪化する前に決めましょう」
・「ローンが通りやすい今のうちに」

早期売却至上主義の危険性
会社からの評価を意識するあまり、以下のような売主に不利な行動をとる場合があります。


1.物件価値の過小評価
・本来の価値を十分に調査せずに、安易な価格設定を提案
・物件の魅力や特徴を十分にアピールしない

2.不十分な販売努力
・広告宣伝活動が形式的
・内見案内の機会を限定的にする
・買い手からの要望をそのまま売主に伝える

3.売主の意向軽視
・会社の都合を優先した提案
・売主の希望条件を十分に考慮しない
・売却理由に応じた適切なアドバイスの欠如

見極めるべき危険信号

以下のような言動がある場合は、要注意サインとして捉えるべきです。


🚩 初回面談での要注意ポイント
・物件をろくに見ずに価格を提示する
・売却理由や希望条件を詳しく聞かない
・会社の実績や知名度を過度に強調する

🚩 その後のやり取りでの危険信号
・こちらからの連絡がないと状況報告がない
・値下げの提案が唯一の対策として示される
・具体的な販売活動の内容が見えてこない

良い営業担当者の具体的な見分け方

初回面談での確認ポイント:この段階で8割は見極められる!

対策

営業担当者の質は、最初の面談でかなりの部分が見極められます。以下のポイントをチェックしましょう。

物件調査の丁寧さ

✅ 確認すべき行動
・物件の内外を細かくチェックし、メモやカメラで記録
・間取り図と実物を照らし合わせる
・日当たりや周辺環境も確認
・補修や改装が必要な箇所を指摘

⚠️ 注意すべき行動
・玄関先だけの確認で済ませる
・物件の写真を撮らない
・設備の使用年数などを確認しない

ヒアリングの質

良質な担当者の質問例
・「売却を考えられている理由を教えていただけますか?」
・「売却のご希望時期はいつ頃でしょうか?」
・「ご売却後の計画は決まっていますか?」
・「気になっている点や不安な点はございますか?」

これらの質問は、売主の状況を正確に把握し、最適な売却プランを立てるために必要不可欠です。

査定価格の根拠説明

信頼できる説明の特徴
・近隣の取引事例を複数提示
・物件ごとの価格差の理由を説明
・価格に影響する要因を具体的に解説
・想定される販売期間の説明も含む

不十分な説明の例
・「相場」の言葉だけで終わる
・具体的な取引事例の提示がない
・価格の根拠が曖昧

具体的な質問で見極める

以下のような質問をして、担当者の専門性や誠実さを確認しましょう。


📝 市場に関する質問

Q:「この地域の最近の取引状況はどうですか?」
望ましい回答:具体的な成約事例や価格動向を数字で説明
要注意な回答:「まあまあ売れています」など曖昧な返答


📝 マーケティング戦略に関する質問

Q:「どのような販売戦略をお考えですか?」
望ましい回答:物件の特徴に応じた具体的な提案
要注意な回答:「ポータルサイトに掲載します」だけの説明


📝 リスクに関する質問

Q:「この物件の売却における課題は何だと思いますか?」
望ましい回答:具体的な課題と対策案の提示
要注意な回答:「特に問題ありません」など、リスクを軽視する返答

適切な営業担当者を選ぶためのチェックリスト

面談前の準備から担当者選定までの具体的な手順

チェックリスト

不動産営業担当者の選定を確実に行うため、以下のチェックリストをご活用ください。

事前準備のチェックポイント

📋 資料の準備
□ 建物の登記簿謄本
□ 固定資産税の納税通知書
□ 最近の電気・ガス・水道の使用量
□ 管理費・修繕積立金の明細(マンションの場合)
□ リフォーム履歴の資料

📋 確認しておくべき事項
□ 売却の希望時期
□ 希望売却価格の目安
□ 売却理由の整理
□ 引き渡し可能時期
□ 物件の気になる点や不具合

面談時のチェックリスト

1. 基本的な対応力
□ 約束時間の厳守
□ 身だしなみの適切さ
□ 名刺の提示と資格の確認
□ 説明時の態度や言葉遣い

2. 専門性の確認
□ 担当エリアでの売却実績
□ 営業経験年数
□ 物件調査の丁寧さ
□ 査定根拠の明確さ

3. 提案内容の具体性
□ 販売戦略の明確さ
□ 想定購入者層の分析
□ 広告宣伝計画の具体性
□ 売却期間の見通し

契約前の最終確認事項

✅ 重要事項の確認
□ 媒介契約の形態(専任・一般・専属専任)
□ 契約期間
□ 手数料の金額
□ 解約条件
□ 報告義務の頻度

✅ 販売計画の確認
□ 具体的な価格設定の根拠
□ 値下げを検討する条件
□ 内見対応の方法
□ 売主の希望条件の反映
□ 定期報告の方法と頻度

担当者変更を検討すべき状況

以下のような場合は、担当者の変更を検討する必要があります。


🚨 変更を検討すべき状況

・連絡や報告が滞る
・約束を頻繁に破る
・値下げばかりを提案してくる
・売主の意向を無視した提案をする
・具体的な販売活動が見えない

まとめ:売主の利益を最優先する営業担当者の選び方

まとめ

最終的な選定の判断基準

不動産売却の成功は、適切な営業担当者の選定にかかっています。以下のポイントを総合的に判断して、ベストな選択をしましょう。

売却開始後のフォローアップ方法

定期的なチェックポイント

【週次で確認】
・問い合わせ状況
・内見件数と反応
・市場環境の変化

【月次で確認】
・販売戦略の効果
・価格設定の妥当性
・新規施策の検討

担当者との良好な関係を維持するために

🔑 売主側で心がけるべきこと
・こまめな連絡と情報共有
・疑問点は早めに確認
・要望は具体的に伝える
・決断が必要な際は速やかに判断

おわりに:不動産取引の真のプロフェッショナルとは

不動産売却は、多くの方にとって人生で数少ない重要な取引です。その成否を左右する営業担当者の選定は、慎重に行う必要があります。


真のプロフェッショナルは、短期的な成約よりも、売主の最善の利益を追求します。時には売却を急がないようアドバイスすることもあれば、より良い条件での売却のために新たな販売戦略を提案することもあります。


このガイドで解説した選定基準と確認ポイントを参考に、ご自身の大切な資産を任せられる最適な営業担当者を見つけていただければ幸いです。

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