不動産が売れない?プロが教える「隠れた原因」と確実な対策法

query_builder 2022/09/14
不動産売却
不動産が売れない原因は囲い込みかも - 不動産屋の騙しの手口を知らないと損をする

「査定金額通りに売り出したのに、もう3ヶ月も反響がない...」
「希望価格を下げたけど、なかなか決まらない...」


不動産売却で、このような悩みを抱えていませんか?


実は、物件が売れない原因は、立地や価格だけとは限りません。20年以上の不動産取引経験から、意外と知られていない"見えない障壁"が存在することをお伝えできます。


最近では、不動産情報サイトの普及により、売主様自身で売却状況をある程度把握できるようになりました。しかし、その裏で行われている非常に巧妙な「業者の駆け引き」により、せっかくの物件が売れにくくなってしまうケースが少なくありません。


本記事では、不動産売却における隠れた問題点と、その具体的な対策方法をプロの視点から詳しく解説します。これを読めば、なぜ物件が売れないのか、その本当の理由が分かるはずです。


不動産売却の裏側で起きている3つの問題

不動産業界では、「囲い込み」「物件を干す」「集客ツール化」という3つの非常に厄介な問題が存在します。

これらは一般の売主様からは見えづらい手法であり、気づいたときには多くの時間を無駄にしてしまっているケースが散見されます。

物件の「囲い込み」とは
不動産の売却では、通常は複数の不動産会社が協力して買主様を探します。しかし「囲い込み」が行われると、依頼を受けた不動産会社が独占的に物件を扱い、他社からの購入希望者を締め出してしまいます。

専任媒介契約や専属専任媒介契約を結んでいる場合でも、本来は指定流通機構(レインズ)への登録が義務付けられており、他社からの紹介も可能なはずです。しかし、物件情報の開示を最小限に抑えたり、案内依頼に消極的に対応したりすることで、実質的な「囲い込み」が行われているのです。



意図的な「物件の干し方」
さらに悪質なのが、意図的に物件を「干す」行為です。これは、売主様に値下げを納得させるための手法として使われます。


具体的には:
・他社からの案内依頼を裏で断る
・物件情報を必要最小限しか公開しない
・購入希望者の案内をわざと遅らせる

などの方法で、意図的に反響を減らします。その結果、「この価格では売れない」という状況を作り出し、売主様の価格判断を誘導するのです。



集客ツールとしての悪用
良好な立地や条件の物件なのに、なかなか決まらない──。もしかしたら、その物件は不動産会社の「集客ツール」として利用されているかもしれません。

物件に興味を持った購入希望者に対して:
・「すでに商談中」と伝える
・内見の日程調整を意図的に遅らせる
・「似たような物件がある」と他の物件を紹介する

このように、実際の成約を後回しにして、購入見込み客の収集に物件が利用されているケースも存在するのです。

要注意!これらの"見えない障壁"を見抜くチェックポイント

では、これらの問題をどのように見分けることができるのでしょうか? 以下の観点からチェックしてみましょう。

囲い込みのサインを見抜く
✓ 不動産ポータルサイトの掲載状況
・主要なポータルサイトに掲載されているか
・載情報は詳細なものになっているか
・写真点数は十分か

✓ 他社からの問い合わせ状況
・他社からの案内依頼はどの程度あるか
・内見は実施されているか
・他社の営業担当から連絡があるか



物件が干されているサインを確認する
✓ 営業活動の透明性
・定期的な活動報告があるか
・問い合わせ状況の詳細な説明があるか
・内見後のフィードバックは具体的か

✓ 値下げ交渉の様子
・根拠のない値下げ提案が続かないか
・市場環境の説明は具体的か
・比較対象となる事例は適切か


集客ツール化のチェックポイント
✓ 商談の進捗状況
・具体的な購入検討者の情報があるか
・商談の進捗報告は明確か
・内見から商談までの時間が不自然に長くないか

✓ 物件案内の実態
・内見の日程調整はスムーズか
・キャンセルが不自然に多くないか
・他の物件への誘導が頻繁にないか

💡プロからのアドバイス
これらのチェックポイントは、売主様から積極的に確認することが重要です。不動産会社との定期的なコミュニケーションを通じて、売却活動の透明性を確保しましょう。

"見えない障壁"から物件を守る!具体的な対策法

アドバイス

これらの問題に直面した場合、または予防するためには、以下のような対策が効果的です。

契約前の対策:適切な媒介契約の選択
✓ 複数社へ相談
・複数の不動産会社に依頼可能
・相見積もりによる適正価格の把握
・会社間の競争原理が働く

✓ 専任媒介契約を選ぶ場合の注意点
・指定流通機構(レインズ)への登録確認
・他社への物件情報開示ルールの確認
・営業活動報告のルール設定



売却活動中の対策
✓ 情報公開状況の定期確認
・不動産ポータルサイトでの掲載内容チェック
・SNSやホームページでの露出状況確認
・定期的な販売活動報告の要求

✓ 活動の記録・管理
・問い合わせ状況の記録
・内見実施履歴の保管
・購入検討者からのフィードバック確認


トラブルが疑われる場合の対処法
✓ 不動産会社との話し合い
・具体的なデータに基づく現状確認
・改善要望の明確な伝達
・期限を定めた改善計画の策定

✓ 契約変更・解除の検討
・媒介契約の見直し
・他社への依頼への切り替え
・必要に応じた契約解除手続き

💡プロからのアドバイス
売却活動の状況確認は、売主様の正当な権利です。不動産会社から「すべて任せてください」と言われても、定期的な状況確認を怠らないことが重要です。特に、反響や内見状況については、具体的な数字での報告を求めましょう。

安全な不動産売却のために:まとめ

不動産売却において、見えない障壁に阻まれて売却が進まないケースは、残念ながら珍しくありません。しかし、本記事でご紹介した対策を実践することで、多くの問題を未然に防ぐことができます。


📝 重要ポイントの整理

1.早期発見が重要
・定期的な掲載状況の確認
・具体的な数字での報告要求
・活動内容の記録保管

2.透明性の確保
・明確なルール作り
・定期的なコミュニケーション
・データに基づく進捗管理

3.問題発生時の対応
・速やかな状況確認
・具体的な改善要請
・必要に応じた契約見直し

最後に一言

不動産売却は、売主様の大切な資産に関わる重要な取引です。「おかしいな?」と感じたら、遠慮なく不動産会社に確認を取りましょう。

プロフェッショナルな不動産会社であれば、売主様からの質問や確認を歓迎するはずです。


適切な対策と注意深い管理があれば、必ず良い売却結果を導くことができます。

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