不動産一括査定の危険な落とし穴 - 業界の裏側

query_builder 2023/11/06
不動産売却
不動産一括査定の危険な落とし穴 - 元大手不動産会社社員が明かす業界の裏側

「一括査定サイトに登録したら、電話が鳴り止まなくなって大変でした...」
「なぜか査定額が近所より500万円も高くて、最初は喜んだんですが...」


スマートフォンの着信履歴を見つめながら、ため息をつくAさん。一括査定サイトに登録してから、電話が鳴り止まない日々が続いていました。


さらに困惑したのは、査定額の違い。元記事の実例のように、近隣の売却実績より700万円も高い査定額を提示されるケースも。最初は喜んでも、実際にはほとんど売れない価格だったのです。


これは決して珍しいケースではありません。

実際の事実を見てみましょう.


▶️ 一括査定案件の60%以上を新人営業マンが担当

▶️ 近隣売却実績から20%以上ずれる査定額は、ほぼ100%売れない価格


私は不動産業界に20年以上、身を置く不動産取引のプロフェッショナルです。今回は、誰も教えてくれない「一括査定の真実」と、本当に賢い不動産売却の方法についてお伝えします。


この記事を読むことで、以下のことが分かります。


一括査定で高額査定が出る本当の仕組み

要注意な不動産会社の見分け方

プロが実践する、失敗しない不動産売却の具体的手順


一括査定の危険な真実

要注意!査定額の「真の意味」

不動産の「査定額」には、2つの重要な種類があります。

買取保証価格:不動産会社が「必ず買い取る」と約束する価格

提案価格:「この価格で売り出せば、売れるかもしれない」という予想価格

一括査定で提示される金額は、ほとんどの場合「提案価格」です。しかも、オークションのような競争の中で吊り上げられた、根拠の薄い提案価格なのです。

なぜ査定額は吊り上がるのか

ある売主様の実例を見てみましょう。
隣の土地が3,500万円で売却されたエリアで、一括査定では4,200万円という査定額が提示されました。この金額は「買取保証」ではなく、あくまで「売り出し価格の提案」に過ぎません。


この価格吊り上げの背景には、不動産会社の営業システムがあります。

・まず、営業マンは「商談の機会」を得るために高額な提案価格を提示
・契約を獲得後、「市場の反応」を見ながら徐々に価格を下げていく
・最終的に、近隣相場程度まで価格を下げることを想定している

営業マンの本音と査定額の実態

よく、私は営業マンたちから、こんな本音を頻繁に聞きました。


「高い提案価格を出して契約を取れれば、あとから『市場の反応が悪い』と説明して、少しずつ値下げ誘導すればいい」


つまり、一括査定での高額な査定額は、
・買取を保証された金額ではない
・実現可能性の低い売り出し価格の提案
・後から値下げすることが前提の金額

という実態があるのです。

「新人営業マン」が担当する理由

さらに重大な問題があります。一括査定案件の60%以上は新人営業マンが担当します。なぜでしょうか?


それは、
・提案価格なので、会社にとってのリスクが少ない
・成約率が低いため、ベテラン営業は関与したがらない
・「良い経験になる」という名目で、新人教育の場として使われている

ある新人営業マンの告白
「先輩から『一括査定は成約率が低いから、練習だと思って取り組め』と言われました」

高額査定がもたらす具体的なリスク

実は、近隣売却実績から20%以上高い提案価格では、ほぼ確実に売却は実現しません。


これは売主様にとって、
・売却までの時間が大幅に長期化
・値下げを繰り返すことによる物件の信用低下

という具体的なデメリットをもたらします。

プロが教える正しい不動産売却術

失敗しないための3つの鉄則

経験から、私が絶対に避けるべきと考える3つの行動があります。

・一括査定サイトを最初の一手にする
・査定額の高い会社を安易に信用する
・複数の不動産会社と同時に契約する

では、その代わりに何をすべきなのでしょうか?

賢い売却のための具体的ステップ

Step 1:地域の実売価格を徹底リサーチ
売却前にまず行うべきは、地域の実際の取引価格の把握です。これが、全ての判断の基準となります。

周辺の実売事例を調べる
・近隣で実際に売れた価格が最も信頼できる指標
・20%以上の価格差がある査定は要注意

Step 2:信頼できる不動産会社を厳選
評判の良い地域密着の不動産会社を2-3社、以下の基準で選びます。

その地域での売却実績が豊富
・営業担当者が経験豊富
・地域の相場観を持っている

Step 3:経験豊富な営業担当者の見極め
新人営業マンではなく、経験豊富な担当者に依頼することが重要です。以下のポイントを確認しましょう:

・担当者の経験年数
・地域での取引実績
・具体的な販売戦略の提案力

具体的な成功事例と注意点

アイデア

正しい不動産会社の選び方

売却を成功させるためには、信頼できる不動産会社の選定が極めて重要です。


チェックポイント
✅ 地域の相場観について
・近隣取引の具体的な成約事例を説明できるか
・価格の根拠を明確に示せるか
・近隣エリアの市場動向を把握しているか

✅ 営業担当者について
・経験は十分か
・説明が具体的で明確か
・売却後のアフターフォローまで説明があるか

✅ 売却戦略について
・価格設定の具体的な根拠があるか
・明確な販売計画を提示できるか
・想定される課題への対策を持っているか

危険信号を見逃さない

以下のような対応があった場合は、要注意です。


🚫 近隣相場より極端に高い査定額
・近隣売却実績から20%以上高い査定額は、ほぼ確実に売れない価格です
・後々の値下げを前提とした戦略である可能性が高い

🚫 新人営業マンの担当
・一括査定では90%以上が新人営業マン担当
・「練習台」として扱われるリスクがある

🚫 根拠が曖昧な説明
・「売れると思います」など、具体性に欠ける説明
・データや事例に基づかない価格設定

まとめ:失敗しない不動産売却の実践ポイント

まとめ

【チェックリスト】賢い売却のための準備

✅ 売却前の確認事項
□ 近隣の実売価格の確認
□ 複数の地域密着型不動産会社のリストアップ
□ 売却までの具体的なスケジュール設定

プロが実践する3つの鉄則

1.最初から価格を高く設定しない
・近隣売却実績から20%以上ずれる価格では、ほぼ確実に売れません
・価格設定は実売価格に基づいて判断しましょう

2.信頼できる不動産会社を厳選
・地域密着の実績豊富な会社を2-3社選定
・経験豊富な営業担当者の有無を確認

3.売却戦略を具体的に確認
・明確な販売計画の提示
・想定される課題への対策
・アフターフォローまでの一貫した対応

【具体的な行動計画】

Step 1:情報収集(1-2週間)
・近隣の売却実績調査
・地域の不動産会社のリストアップ

Step 2:不動産会社選定(2-3週間)
・厳選した2-3社への個別相談
・担当者の経験・実績確認
・具体的な販売戦略の比較検討

Step 3:契約から売却活動(3-6ヶ月)
・適切な価格設定での売り出し
・定期的な経過報告の確認
・市場反応に基づく戦略調整

最後に

不動産売却は決して急いで判断する必要はありません。
一括査定での高額査定に惑わされず、確かな情報と信頼できるパートナーを選ぶことが、成功への近道となります。

----------------------------------------------------------------------

MEISA 明紗 — ブログ全記事共通 署名欄(CTA+会社情報) v1

MEISA|無料査定・ご相談

その不動産、いくらで手放せるか。
まずは無料でお調べします。

相続した実家、空き家、古家付きの土地、収益物件まで。買取と仲介の両方から、ご事情に合った方法を中立にご提案します。査定・ご相談は無料、査定の根拠も包み隠さずお見せします。しつこい営業はいたしません。

無料で査定・相談する →

お電話でも承ります 090-3692-8253(平日9:00〜17:00)

※お住まいの状況やご希望をうかがったうえで、買取・仲介それぞれの見立てをお伝えします。売却をお約束いただく必要はありません。

運営会社

商号合同会社明紗 MEISA G.K.
本社〒270-0137 千葉県流山市市野谷168番地19
ライトガーツェおおたか101
TEL090-3692-8253
事業内容不動産売買(買取・分譲)/不動産仲介(売買)/不動産賃貸/不動産活用の企画・コンサルタント
免許番号千葉県知事(2)第17957号
メールmeta-meisa@memoad.jp
URLhttps://meisa-estate.com
----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG