【プロが解説】不動産買取vs仲介売却 - 損をしない不動産売却方法の選び方

query_builder 2022/09/29
不動産売却
不動産買取のメリット7選 - 売買仲介も買取も行う不動産会社が解説

「できるだけ早く確実に売りたい」

「なるべく高く売却したい」

「手続きの手間を減らしたい」

「近隣に知られたくない」


不動産売却を考えたとき、多くの方が直面する最初の壁が「売却方法の選択」です。

特に、従来の仲介売却と不動産会社による買取売却のどちらを選ぶべきか、判断に迷われる方が増えています。

この記事では、不動産のプロとして、買取と仲介それぞれのメリット・デメリットを徹底的に解説し、あなたの状況に最適な売却方法を見つけるお手伝いをします。


不動産買取とは?仕組みからメリットまで徹底解説

不動産買取とは、不動産会社が直接物件を購入する方式です。

一般的な不動産仲介との最大の違いは、買主を探す必要がないという点です。

📝 買取と仲介の基本的な違い

仲介売却の場合
・不動産会社が仲介者として売主と買主をつなぐ
・物件をポータルサイトや広告で宣伝
・購入希望者を募り、内覧や価格交渉を実施
・条件が合致した買主と契約

買取売却の場合
・不動産会社が直接買主となる
・広告宣伝活動は不要
・査定後、価格が決まれば即契約可能
・不動産会社が再販事業者として物件を再販売

💰 買取価格の決まり方

買取価格は以下の要素を考慮して決定されます。
・物件の市場価値
・物件の再販までにかかる時間
・リフォームなどの改修費用

・固定資産税などの維持費用
・不動産会社の利益

市場での売却価格から、上記の必要経費と利益を差し引いた金額が買取価格となるため、一般的に仲介売却より価格は低くなります。

不動産買取の7つのメリット|確実な売却を実現する特徴とは

メリット

不動産の買取販売には、通常の仲介売却にはない独自のメリットがあります。

ここでは、実際の取引事例を交えながら、7つの主要なメリットをご説明します。

最短2週間での売却完了

通常の仲介売却では、買主が見つかるまでに数ヶ月かかることも珍しくありません。一方、買取なら最短2週間程度で売却完了が可能です。


✅ 具体的な流れ
・Day 1:査定・買取価格の提示
・Day 2-7:契約内容の確認
・Day 8-14:契約・決済

仲介手数料が不要

仲介売却の場合、売主・買主それぞれが仲介手数料(物件価格の3%+6万円※)を支払う必要があります。

買取の場合は、この仲介手数料が不要となります。
※消費税別途

諸費用負担の軽減

買取では以下のような費用を不動産会社が負担するケースが一般的です。


・残置物の処分費用
・解体費用(必要な場合)
・測量費用
・各種書類取得費用

プライバシーの確保

・広告掲載が不要
・物件の写真撮影なし
・近隣への周知不要
・内覧による来客なし

物件状態による制約なし

以下のような一般売却では難しい状況でも買取なら売却可能です。

・老朽化が進んだ物件
・立地条件が良くない物件
・権利関係に課題がある物件
・境界が未確定の物件

売却後のリスクなし

買取では「契約不適合責任」(旧瑕疵担保責任)が免責となることが一般的なため、売却後のトラブルを心配する必要がありません。

手続きの簡素化

・内覧対応が不要
・価格交渉が1回で完了
・買主都合による契約破棄のリスクなし
・決済日が明確

これらのメリットは、以下のような方に特に有効です。
・相続で取得した不動産の早期換金を希望する方
・転勤や住み替えで急ぎの売却を必要とする方
・物件に何らかの問題があり、通常売却が困難な方

・売却手続きの手間を最小限に抑えたい方

不動産買取の活用事例|こんな時には買取がおすすめ

実際の取引事例から、不動産買取が特に効果的だったケースをご紹介します。

これらの事例を参考に、ご自身の状況に適しているかご判断ください。

事例1:相続物件の売却

物件概要
・築45年の木造一戸建て
・10年以上空き家状態
・敷地面積120㎡
・建物内に故人の家財道具が残置

課題
・相続人が遠方在住で管理が困難
・建物の老朽化が進行
・残置物の処分に手間とコストが必要

解決策と結果
・買取価格:土地価格から解体費用を差し引いた金額
・残置物の処分費用は買主負担
・売却期間:査定から契約まで10日、決済まで3週間
・相続人の現地立会い1回のみで手続き完了

事例2:離婚による売却

物件概要
・築15年のマンション
・専有面積65㎡
・最寄り駅まで徒歩12分

課題
・早期の資金化が必要
・近隣に知られたくない
・内覧対応の時間が取れない

解決策と結果
・査定から2週間で売却完了
・広告掲載不要で、プライバシーを確保
・内覧なしで手続き完了

事例3:老朽化物件の売却

物件概要
・築50年の木造アパート
・一部屋以外は空室
・要修繕箇所多数

課題
・修繕費用の捻出が困難
・入居者募集が難しい
・一般買主の購入意欲が低い

解決策と結果
・現状のままでの買取
・修繕費用の負担なし
・入居者の退去交渉も買主が対応

これらの事例に共通するのは、「通常の不動産取引では時間やコストがかかる要因」を、買取により効率的に解決できたという点です。

買取と仲介の徹底比較|あなたに最適な売却方法は?

比較

不動産売却方法の選択において、買取と仲介にはそれぞれ特徴があります。

以下の比較表を参考に、あなたの状況に合った方法を見極めましょう。

📊 買取と仲介の詳細比較

基本的な特徴の比較
比較項目 買取売却 仲介売却
売却期間 最短2週間程度 2~6ヶ月程度
売却価格 市場価格より低め 市場価格で売却可能
仲介手数料 不要 売却価格の3%+6万円※
内覧対応 不要 複数回必要
契約手続き 1回で完了 複数回の対応が必要
売却後のリスク なし(免責あり) 契約不適合責任あり
向いている物件・状況
買取売却 仲介売却
・相続物件の早期売却
・老朽化が進んだ物件
・権利関係に課題がある物件
・短期売却希望の物件
・近隣に知られたくない場合
・好立地の物件
・築浅物件
・管理状態の良好な物件
・より高値での売却を希望
・売却時期に余裕がある場合

※消費税別途

まとめ:自分に合った不動産売却方法の選び方

まとめ

ここまで、不動産買取のメリットと具体的な活用事例をご紹介してきました。最後に、適切な売却方法を選ぶためのポイントをまとめます。

買取売却を選ぶべき場合

以下のような状況にあてはまる場合は、買取売却を積極的に検討しましょう。

・1ヶ月以内の売却を希望している
・物件に何らかの難があり、通常売却が困難
・売却手続きの手間を最小限に抑えたい
・近隣への配慮が必要な事情がある
・建物の解体や残置物の処分が必要だができない

仲介売却を選ぶべき場合

以下のような状況では、仲介売却の方が有利な可能性が高くなります。

・できるだけ高値での売却を希望
・売却時期に余裕がある
・物件の状態が良好
・立地条件に優位性がある
・経費を抑えての売却が必要ない

専門家への相談のポイント

売却方法を決める際は、以下の点を不動産会社に確認しましょう。

・買取と仲介、両方の査定額の提示を依頼する
・売却完了までの具体的なスケジュールを確認
・諸経費の詳細な内訳を確認
・物件特有の課題がある場合の対応方法を確認

最後に一言

不動産の売却方法は、物件の状況や売主様のご事情によって、最適な選択が変わってきます。

この記事で解説した内容を参考に、ご自身の状況に合った方法をお選びください。


ご不明な点がございましたら、専門家への相談をお勧めします。物件の具体的な状況をお伝えいただければ、最適な売却方法をご提案させていただきます。

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